
スタッフの声
大学とは違うユニークな取り組みを通し視野が広がる
植本 渉
- 歯科医師
- 2024年度 ベル歯科医院研修医
歯科を怖がらない子供を育てる「歯科慣れ」に共感
ベル歯科医院の臨床研修医としての今の立場を、「とても恵まれていると思っています」と言う植本歯科医師。「まず、1年上、2年上、3年上と、歳の近い歯科医師が揃っていて、学生時代の先輩のような身近な存在として指導していただけるのが本当に心強いです。また、口腔外科、矯正歯科などの専門医も勤務されているので、一般歯科診療だけでなく専門分野の診療も勉強できる点が、これから進む方向をまだ決めていない自分にとっては非常に参考になっています」と話します。
ベル歯科医院で初めて経験したこととしては真っ先に「歯科慣れ」(ベル歯科医院のオリジナルプログラム)を挙げ、「大学では小さなお子さんなど治療を怖がる患者さんは、なだめて落ち着かせたり、暴れてしまう場合はタオルでくるんだりして治療していました。ところがベル歯科医院では、診療室に入る、エプロンをつけるなど、できることを1つずつ増やしながら歯科に慣れていただいた上で無理なく治療に入ります。歯科に対する恐怖感を植え付けない、歯科を嫌がらないお子さんを育てるという考え方は素晴らしいと思いますし、成長していく患者さんを見るのも嬉しいです」と共感を込めて語ります。
さらに「歯科助手にアシストされながらの診療」も大学では経験しなかったそうで、「タイミングよく患者さんを案内してくれたり、診療しやすいように器具を渡してくれたり。これまで診療は歯科医師が行うものと思っていましたが、歯科助手と一緒に行うことで、時間を有効に使って円滑に進めることができると知りました」とこれまでの研修期間を振り返ります。
やりがいを支える「来てくれてありがとう」の言葉
現在、最も興味を持って取り組んでいるのは訪問診療です。
「患者さんのお住まいに伺い、その方の生活様式や背景を直接見たり感じたりしながら診療を行うところが、外来診療とは違う点です。患者さんの多くが通院の難しい高齢の患者さんで、『来てくれてありがとう』という心からの言葉を聞くと、やりがいを感じます」。今のところは、訪問診療担当の大澤次郎歯科医師に同行して勉強している段階ですが、ゆくゆくは1人で訪問できるようになることが目標。そのためにも、訪問時の振る舞いや話し方を含めて訪問診療のノウハウをしっかり身につけたいと考えています。
「早起きして出勤し、患者さんのカルテを確認して診療の準備をし、その日の仕事を精一杯こなして帰宅。そして翌日のためにぐっすりと眠る。研修医生活はこの繰り返しでけっして楽ではないですが、毎日が新鮮で勉強になります。進むべき道を見極めるためにも、とにかくがむしゃらに頑張りたいと思います」と、充実の日々を送っています。
2024年12月インタビュー
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