青木 暢

スタッフの声

入職以来の目標「外国人診療システムの構築」を達成

青木 暢

  • 歯科医師
  • 2020年度 医療法人社団ベル歯科 ベル歯科医院研修医
  • 5年臨床研修プログラム5年目

部門リーダーとして9名の歯科医師を統括

「5年臨床研修プログラム」も終盤に差し掛かった今、仕事にも慣れて余裕ある日々を送っているかと思いきや、「毎日時間を捻出するのに必死です」と苦笑いする青木歯科医師。ベル歯科医院の広報誌『月刊ベルスマイル通信』の編集長になって3年半。さらに2024年6月からは、常勤歯科医師9名を統括する部門リーダーも務めています。
ドクター部門の管理、『ベルスマイル通信』の編集、他部門との情報交換など診療以外の仕事も多く、時間のやりくりには苦労しますが、「いろいろな人と関わることで、院内の情報を早くダイレクトに受け取れますし、他部門の状況や他の職種の人の考え方などをニュアンス含めて理解しやすくなりました」と話します。

会議などで得た情報をドクター間で過不足なく共有するのもリーダーの仕事。こんな多忙な中でも、担当する患者さんの数は月間のべ250人、年間にしてのべ約3000人を数えます。それができるのは、患者さんの様相が以前とはかなり変わってきているからだとか。たとえば青木歯科医師が入職した頃は、痛みなど何かしらの症状を訴える患者さんが多かったのですが、今ではSPT(Supportive Periodontal Therapy;歯周病安定期治療)のための定期通院の人が半数以上を占めます。
「きちんと管理できている方がほとんどですし、毎月お会いしているので会話も弾みます。何か見つかればすぐに対処できるのも定期通院の利点。ベル歯科医院ではSPTを積極的に推進していますので、患者さんの予防意識も高まってきたのだと思います」

外国人診療の成功モデルを学会や論文で発信

青木歯科医師が新人時代からテーマとしていることに、外国人診療の仕組みづくりがあります。
入職2年目の2021年4月から取り組みを具体化させ、英語と中国語による予約、25カ国語の問診票の設置、ベル歯科医院の英語版パンフレットの作成などを実施。外国人支援団体や行政機関との交流も重ねてきました。

こうした活動が実を結び、外国人患者さんの数は2021年の9人から、2023年27人、2024年は9月現在で35人と急増。出身国は23カ国に上っています。
「特に増えたのが健診希望の方々です。最初は痛くてどうしようもなくなって来院するケースが目立ったのですが、今では日本人患者さんと同様に定期通院する方も増えました。通いやすい歯科医院として認識していただけたのかなと感じています」と嬉しそう。
外国人というと言葉が通じないと思われがちですが、多くは在留外国人で日本語を話す人も多く、また、たとえ母国語しか話さない人でも、翻訳ソフトなどを使えば問題ありません。
2024年12月には、これまでの活動の成果を外国人診療の成功モデルとして日本健康科学学会で発表。論文化も進めています。
「誰もが使えるコミュニケーションツールの考案、薬の説明書の多言語化などやれることはまだまだあります」と、歯科医療を通じた在留外国人のサポートに、さらに力を注いでいます。

2024年12月インタビュー

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