【2024活動報告②】写真で紹介！気になるカンボジアの歯科事情

2024年の1月にカンボジアの歯科大学で、当院の鈴木院長が講義を行いました。

そのため、今回は前回のタイに続き、カンボジアの歯科事情をリポートして参ります。写真を交えて、ボリュームたっぷりにお伝えして行きたいと思いますので、是非とも最後までお付き合いください♪

何故カンボジアへ？

2015年から日本人歯科医師のグループが、カンボジアの歯科大学からの要請を受けて学生教育を支援するボランティア活動を始めました。

日本人メンバーは年に1回ほどカンボジアの歯科大学で講義や実習指導を担当し、現地の学生たちと交流を図ります。当院の鈴木院長もその一員として、2024年1月に講義させて頂いたわけです。

今回の講義テーマは、『FDI宣言と初期う蝕のコントロール』！

FDIとは、『国際歯科連盟』と言う世界各国の歯科医師会が加盟する組織で、歯科医療水準の向上に提言を行っています。その中で2002年に、むし歯をコントロールする手段について、治療以外に取り組むべき課題を発表しました。

当院で取り組んでいる予防と重なる内容ですので、当院の実例を含めてカンボジアの歯科学生たちに解説を行ったわけです。

タイの歯科学生たちに負けず劣らず、カンボジアの歯科学生たちも熱意にあふれた方たちが多かったようで、鈴木院長もとても刺激を受けたようです。

講義に熱が入ってお腹が空いてしまったため、早速大学周辺のレストランへ足を運びます。良い匂いにつられて入った先は、3種類の食材がたったの3ドルで楽しめてしまうビュッフェ形式のレストラン。お得すぎてびっくりですよね♪ここで知っておくと役に立つ豆知識！カンボジアでは現地の通貨の他、米ドルが使えちゃいます。

カンボジアのベル歯科医院！？

この歯科大学から、毎年、選抜された成績優秀な数名の歯科学生たちが日本での視察旅行へ招待されます。当院にも2017年以降から、学生たちが見学へ来てくれています。

第1回の視察旅行で当院を見学した学生は、卒業後、母国のカンボジアで歯科医院を開院して活躍しています。鈴木院長にも是非一度お越し頂きたいとのお誘いを受け、今回はそちらの医院への見学にも行ってきました！

その名も、なんと…『Bell Dental Clinic』！

はい、日本語に訳すと『ベル歯科医院』です。

どうやら彼は、予防に重きを置いた院長の診療方針に強く興味を持ってくれたみたいで、その意志を受け継ぎたいとこの名前を付けたようです。国を隔てて受け継がれるなんて…感動的ですね（涙

近未来的な洗練された内装にもびっくりですが、院長の目を特に引いたのが診療室の様子です。日本の歯科医院と変わらないレベルの機材がそこかしこに見られます。

どうやらタイ同様、カンボジアも歯が抜けた後に治療へ来られる方が多く、入れ歯よりもインプラント治療の方が注目を集めているようです。

滅菌室のレベルも日本の歯科医院と同等クラスかそれ以上で、感染対策への意識の高さがうかがえます。

顔貌写真を撮影するスタジオまで併設されているこだわり様！

カンボジアのベル歯科医院には、小児向けの診療室も用意されていました。内装を子供向けに工夫しているのが興味深いですね♪

また、更に興味深いことに、カンボジアのベル歯科医院も、当院同様に歯科大学の学生を対象とした研修教育を実施していました！タイやカンボジアも日本同様に、実技を重視したカリキュラムに力を入れているのですね。これからの発展に期待が高まります。

そんなこんなで、カンボジアの歯科事情を巡る旅は終了です！とても有意義なひとときに院長も大満足で、最後は、カンボジアのベル歯科医院一行と夜景をバックにパチリ！お疲れ様でした～！

---

カンボジアの歯科事情はいかがだったでしょうか？カンボジアのベル歯科医院の今後に期待大ですね♪カンボジアの歯科事情についてもっと知りたい方は、是非ともこちらも覗いてみてくださいね。