院長の活動報告
【2024活動報告】日本だけでなくタイでも!世界に拡がる予防の輪
2024.03.08
今回は、2023年2月にタイで実施しました院長の講演会の様子と、急成長を遂げるタイの歯科事情について皆さまにご紹介させていただきます。実は、タイの歯科事情は、近年の日本の歯科事情と高い類似性を持っているのです。
タイ講演の様子
タイの歯科事情をお話する前に、まずは、2023年2月に実施しました、院長の講演会の様子をお伝えしたいと思います。
この講演会は、2019年に実施された日本の経済産業省のプロジェクト「タイ官民ミッション」の延長上として行われました。このプロジェクトはタイ政府や大学と、日本の大学や企業が交流することで情報や技術を提供するものです。
タイ官民ミッションの中で院長が「予防歯科の臨床実践」について事例紹介を交えた講演を行ったところ、タイの歯学関係者らに興味を持っていただき、ありがたいことに「予防セミナー」を別途開催する運びとなりました。コロナ禍を挟んだため、タイ官民ミッションの4年後の開催となりました。
タイの歯科事情
日本と違ってタイには健康保険制度が無く、病院で治療を受けるにも経済的負担が大きい現状です。また、歯科治療のインフラが日本ほど整備されていないこともあり、口腔衛生は後回しにされがちのようです。しかし、口腔内の病気を放置して良いことはありません。
タイでは虫歯罹患者は依然として多く、治療を受ける機会が難しいために重症化しやすい状況です。都市部のバンコクではかなり改善されましたが、地方では歯科医師不足が問題となっており、地域間の格差も生まれてしまっています。
そこでタイ政府や大学は、う蝕を中心としたあらゆる口腔疾患を、公衆衛生からコントロールする取り組みを続けています。つまりは、歯を病気にしないためにも、常日頃からケアしてあげようってことです!その中で、日本の臨床歯科医が行っている「予防歯科」にも注目しています。
タイの人気職=歯科医師!?
実はタイ、歯科医師を目指す学生が多いんです。院長が講演を行いましたマヒドン大学は、タイの中でもトップクラスの医療系総合大学ですが、ここでも歯科医師志望の学生が多いとのこと…!治療用ユニットも数百台と圧倒的です。歯学生たちはここで、実に7年間もの学生生活を送り、うち4~7年次の3年間を、大学内にある病院で臨床医として働きながら学ぶ訳です。
タイの歯科衛生用品
タイの歯科衛生用品は、とってもおしゃれな見た目の物が多く、眺めているだけでもワクワクさせてくれます♪甘さやフレーバーを強く出したものが多く、タイではこのような商品が人気のようです。
タイの歯科事情はいかがだったでしょうか?なかなかお目にかかる機会の少ないことだと思いますので、興味を持っていただけたならば嬉しいです♪もっと詳しくタイの歯科事情を知りたい方は、是非ともこちらも覗いてみてください!
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