▼ MENU

トップ > 採用情報 > 歯科医師の声

歯科医師の声



患者さまと喜びを共有できるのが矯正歯科の魅力

  • 佐々木 啓真
    矯正歯科医師/1992年から勤務
常に複数の選択肢を提示

母校である東京医科歯科大学の矯正歯科に在籍しながらベル歯科医院で矯正治療を担当するようになってはや18年。当初から変わらぬ診療方針として佐々木歯科医師は、「可能な限り複数の矯正プランを提示します。抜歯をする方法もあればしない方法もありますし、矯正用の器具ひとつとっても歯の表側に装着するものと裏側に付けるもの、白いワイヤー、マウスピースタイプなどいろいろです。最近はインプラントを利用した矯正治療も行われるようになりました。ですから、まずは患者さまの訴えを聞き、それに合わせていくつかの方法をお示しし、一番よいプランを患者さまと一緒に考えるようにしているのです」と説明する。より適切な選択肢を提示できるよう学会などに積極的に参加し、情報収集や最新技術の習得を続けている。
大学を退職したいま、ベル歯科に勤務するのは火曜日と土曜日。そのほかの日もいろいろな歯科医療機関で矯正歯科専門医として働き、これまでに担当した患者さまの総数は子どもから大人まで合わせて約3000人に及ぶ。そんななか、「以前に比べると、お子さまの歯並びをよくしたいとおっしゃる親御さんが確実に増えていると思います」と実感をこめて話す佐々木歯科医師。「歯並びをよくすると見た目が美しいだけでなく、子どもの成長や健康にもよい影響を及ぼすという知識が、マスメディアなどを通じて広く一般に浸透してきていることが背景にあるのではないでしょうか」と、時代の変化を分析する。

予防歯科との院内連携でう蝕や歯肉炎のリスクを回避

ベル歯科で矯正歯科に取り組むうえでのメリットとしては、予防歯科との連携効果を挙げる。「矯正治療中はどうしてもう蝕や歯肉炎などのリスクが高まります。一般にはこれらを予防できるかどうかは患者さんの意識の高さに左右されがちなのですが、ここでは予防プログラムがしっかり行われているので、こうしたトラブルのリスクが低く抑えられ、仮に発症しても早い段階で対処できるので安心感があります」と評価する。
歯科医師の立場から見た矯正歯科の魅力は、歯並びが整っていくのに伴い、患者さまの表情が明るくなっていくのを実感できることだと語る。自分自身、幼い頃に歯科医院に通い、反対咬合を矯正した経験がある佐々木歯科医師は、「患者さんの気持ちに共感できますし、長い時間をかけて治療していきますので、矯正が無事終了したときは本当にうれしいです」と笑顔を見せる。
これから矯正歯科に進もうとしている若い世代の歯科医師たちには、「歯科は教科書だけで勉強するのは難しい分野。特に矯正治療は症例を通してしか学べない面がかなりある。できるだけ治療現場を見学するなど、患者さんを診ることを重視してほしい」とアドバイス。研修の現場では、できるだけわかりやすく、興味を持ってもらえる指導を心掛けている。「人に教える余裕が出てきたのは実は最近のことなのです」と笑いながら、研修医や見学者が訪れるのを楽しみに待っている。

2017年01月インタビュー

CTや手術室の活用で診療の精度をさらにアップ

  • 入江 彰彦
    口腔外科専門医/2004年から勤務
3週間ごとに勤務し抜歯や手術を担当

開業医として地域の人々の診療を担いながら、全国各地の歯科医院を巡って専門医療を提供するフリーランサーの顔も持つ。こんなユニークな働き方を続ける入江医師がベル歯科医院に勤務するようになったのは、歯学部を卒業後10年間勤務した大学病院を退職しフリーになった2004年のこと。「以来13年間、親知らずの抜歯やインプラント手術、口腔がん検診を担当し、専門医として、またチームの一員として、質の高い歯科医療、口腔外科医療の提供を目指してきました」と振り返る。直近1年間の入江医師の診療実績は、すべての勤務先を含めたトータルで、親知らずの抜歯が患者数にして600人、歯の本数にして700本。インプラント手術は同じく80人、120本である。
ベル歯科医院には、当初は月に2回、6日間来ていたが、現在は3週間に1回のペースで月〜火曜の2日間勤務している。勤務日数が変わったきっかけは、2012年に、福岡に「いりえ歯科口腔外科クリニック」を開業したことだ。同クリニックは月曜が休診、火曜には代診の歯科医師が来てくれている。この2日間を、外部の医療機関に勤務する時間に充てているというわけだ。休日を使い、しかも移動時間だけでも長時間を要するこのような働き方はけっして楽ではないが、「いろいろな人と交流し、さまざまな価値観や考え方に触れながら診療するスタイルが好き」という思いが原動力となっている。

自身のこうした経験から、「医療に限らず、仕事は好きなやり方でやってこそ力が発揮できるものです。若い方々にもぜひ、好きといえる働き方を見つけてほしい。そうすれば仕事に打ち込むことができ、患者さまのためにもなるし、結果として、収入や充実感のかたちで自分に返ってくるはずです」とアドバイスする。

全身疾患の予防や睡眠障害治療にも興味

口腔外科医の立場から見た、この13年間のベル歯科医院の最大の変化は、CTの導入や手術室(個室)の設置だ。「インプラント治療におけるCTは、たとえてみれば、暗い道で車を運転するときのヘッドランプのようなもの。安全に治療するためには必要不可欠です。また手術室も、感染のリスクを回避する意味でとても重要。これらを完備している歯科医院はまだ少なく、地域におけるベル歯科医院の優位性といえます」と評価する。
一方、患者さま側の変化としては、「治療内容に関心を示し、質を求める方が増えました」と指摘。今では説明や情報提供を密に行い、本人の希望を聞きながら、一緒に治療計画をたてることが日常的になったという。

こんな入江医師が現在興味を持っているのは、全身疾患の予防や睡眠障害の治療だ。どちらもすでに行っており、さらに深めていきたいと考えている。歯科医師や口腔外科医が貢献できる分野はまだまだあるし、考え方しだいで活躍の場はもっと広がる。入江医師の実践は、そのことを雄弁に物語っている。

2017年1月インタビュー

在宅患者さまの人生と向き合う豊かな時間

  • 大澤 次郎
    歯科医師/2000年から勤務
歯科用ソフト開発から訪問診療へ役割がシフト

歯科医師になって17年。その大半をベル歯科医院とのかかわりの中で歩んできた大澤歯科医師。2000年に非常勤で入職してから10年余りは、主に歯科医院向け予約ソフトの開発を担当していた。医療機関のIT化が発展途上にあった当時、ベル歯科医院では質の高い診療を効率的に提供するため、独自のシステムづくりを進めていたのである。「単に予約に関する業務を電子化しただけではなく、スケジュール管理などもできるように工夫したソフトです。当院ではもちろん使っていますし、その後、販売もするようになって、現在までに全国40余りの歯科医院に導入していただいています。今後は、個人のスマートフォンと連動したシステムの開発や運用も必要だと、鈴木彰院長とはよく話しており、ぜひそういう仕事もしてみたいと思っています」と意欲を見せる。大澤歯科医師にとってプログラミングは趣味でもあり、やりたい仕事の1つでもあるという。

ただし、いま現在はシステム開発に打ち込む時間をとるのは難しいようだ。というのも、2011年4月に常勤となったときから一身に担っている訪問診療へのニーズが高まり、患者さまの人数も、訪問回数も、この6年で約2倍に増えているというのだ。現在の在宅患者さまの人数は120人前後。訪問回数は多い人で月2回、少ない人で3カ月に1回ほどで、訪問件数は月平均170回程度で推移している。

専用機器の発達により外来と遜色ない診療が可能に

こうしたニーズの高まりとともに、訪問診療を始めた頃と現在との大きな変化として挙げるのは、診療環境の進化だ。「当初は在宅専用の機器がなかったので、たとえばバキュームは掃除機を改造して自分でつくったりしていました」と言うが、所属する地域の歯科医師会に、訪問診療用に開発されたポータブルユニットやポータブルエックス線装置を会員に貸し出す制度が2年ほど前からでき、それを利用することで、院内での外来診療に比べてもほとんど遜色がないかたちでの診療が、在宅でも可能になったという。
6年間取り組んできて、いまあらためて感じている訪問診療の魅力は、「口から食べる」という人間が生きるうえで基本ともいえる重要な機能を、専門家として支えるこができる点。「認知症の方や重い身体疾患のある方でも、口腔の状態が良くなり口から食べられるようになると、笑顔が出るし元気になります。お亡くなりになる方も少なくないという意味では淋しさもありますが、ご家族から『最期に食べられて幸せだった』などと言っていただけるとやりがいを感じます。人生経験豊かな高齢者の皆さまと交流し、いろいろなお話を聞くことができるのも得難い経験です」と語る。

大澤歯科医師は、「摂食・嚥下機能の維持・向上は、これからの歯科には欠かせない視点です。在宅は、それを学び、実践できる貴重な場。もし敷居が高いと思って二の足を踏んでいる歯科医師がいるなら、ぜひ一歩踏み出してほしい。それによって在宅で療養している多くの方が救われるし、歯科の存在価値が高まると思います」と呼びかける。

2017年1月インタビュー

歯周病治療に継続的・専門的にかかわっていきたい

  • 田中 紗綾
    歯科医師/2012年度 医療法人社団ベル歯科 ベル歯科医院研修医
    現在5年プログラム卒業1年目
異なる診療環境で幅広い経験

2017年3月に5年プログラムを修了。同年4月から非常勤の立場で週2日、ベル歯科医院に勤務し、残り週3日は東京都内の別の歯科医院で仕事をしている。こうした勤務形態を選んだ理由は二つある。「一つは、独自の診療システムを持つベル歯科医院とは違った職場環境を体験してみたいと思ったこと、もう一つは、いずれは専門医資格を取りたいと思っている歯周病の分野をより本格的に学んでみようと考えたことです」と田中歯科医師が説明する。
歯周病に興味を持ったのは歯科医師になって2年目以降だ。5年プログラムの一環としていくつかの歯周病セミナーを受講し、学んでは治療に活かし、また新しいことを学んでは治療に活かす、といったことを繰り返したが、想定したほど良くならないケースが少なからずあり、その経過に納得ができなかった。また、歯周病で困っている人が想像以上に多いことを知るにつけ、「なんとかしてあげたい」という思いが強まったことも歯周病をきわめようと努力する原動力になっている。 現在は、立地や患者層の異なる二つの歯科医院でこれまで以上に幅広い患者さまを相手に、一般歯科の診療と合わせて歯周病の管理に力を注いでいる。特にベル歯科医院では、歯周治療の最終手段としての歯周外科手術も精力的にこなしている。

5年プログラムで身につけた基本が軸

5年プログラムを終え、他院での診療も経験した今、「このプログラムに乗って研修できてよかったとあらためて感じています」と田中歯科医師は言う。「診療技術をはじめスタッフ教育やプレゼンテーション技術、歯科保険請求の仕方なども含めて、一般的な歯科医師に必要なことを5年間できっちり学べるように組み立てられていることがよくわかりました。私は課せられた課題は絶対に克服しようと頑張るタイプですから、この期間にここまで覚えるようにと言われたらそのための勉強をしますし、このセミナーに参加しなさいと言われたらきちんと参加して内容を吸収します。そういうステップを5年間踏み続けてきたら、いつの間にかいろいろなことがそれなりのレベルでできるようになっていました。効率的に幅広く学びたい人にはおすすめのプログラムです」と語る。
2015年に結婚し、その後も以前と変わりなく仕事をしてきた。この春には出産を控えているが、出産後もできるだけ早く現場に復帰したいと思っている。「患者さまを継続して診ていきたいし、専門性を追求するためにもブランクは短いほうがいいと思うから」だ。復帰後は時間配分など子育てをしながら仕事を続けるためのスケジュールを、周囲と相談しながら自分なりに組み立てていこうと思っている。「5年プログラムで身につけた軸があるので、ライフステージが変わってもぶれずに仕事ができると思います」と力強い。

2017年12月インタビュー

結婚・出産を経ても気負いなく働ける職場

  • 冨山 真理
    歯科医師/2012年度 医療法人社団ベル歯科 ベル歯科医院研修医
    現在5年プログラム5年目
患者さまやスタッフの思いやりに感謝

2012年にベル歯科医院の研修医となり、結婚してからも仕事優先で走り続けてきた冨山歯科医師。その生活が大きく変化したのは、妊娠がわかった2016年初夏の頃からだ。「いつも通り仕事を続けたいと思っていても、突然体調を崩して出勤できなくなったり、通勤電車を途中で降りたりすることが増えました。これでは患者さまにも職場の人たちにも多大な迷惑がかかると思い、院長と相談して勤務形態を変えていただいたのです」と状況を語る。具体的には、歯科医師をまとめるサブリーダーの役割を1年下の歯科医師にバトンタッチ。また、安定期に入るまで勤務時間を短くして負担を減らした。
当初は思うように仕事ができないことで落ち込むこともあったが、間もなく「そんなに悩む必要はないのかも」と思えるようになったという。それは、患者さまも含めて周囲の人たちが皆で冨山歯科医師を祝福し、応援してくれたからだ。「おめでとう、といった言葉はたくさんいただきましたし、ご自分の子育ての経験や、お孫さんのお話をしてくださった患者さまも多くいらっしゃいます。皆に見守られているのを感じ、力づけられました」と幸せそうだ。

実は、ベル歯科医院に就職した歯科医師が妊娠・出産を迎えるのは冨山歯科医師がはじめて。そのため医院では、すでにあった産休や育休の制度をあらためて見直した。「一般の歯科医院でこうした制度があるところはおそらく稀だと思います。私の役割は、無事出産し、復帰の準備をしっかりしたうえで仕事を再開すること。そして、子育てをしながらでも仕事を続けられるということを、身をもって示すことだと思っています」という冨山歯科医師の言葉には、自分を待っていてくれる職場への感謝の思いがこもっている。

復帰後の展開が今から楽しみ

出産という大きなライフイベントを迎えたせいもあるのか、ここ1年、仕事上の変化はさほど感じなかったという。ただし、自分の行った診療の結果を、患者さまの状態や、画像データ、数値を通して確認する機会は昨年以上に増えたと語る。「うまくいっているケースもあれば、反省することも少なからずあります。この反省点をできるだけ減らしていくのも今後のテーマです」と言う。

休業する間、150〜170人ほどの担当患者さまはすべてほかの歯科医師に任せるが、復帰したときに、また新たな視点で診察できるのが楽しみだという。「すでに4、5年診させていただいている患者さまもたくさんおられます。同じ患者さまを継続して診察しながら変化を見ていくことで、はじめてわかることもたくさんあると思うのです。そうしたことも、一つの職場に長く勤める意味だと思っています」と言う冨山歯科医師。復帰時期の目標は1年以内。その後の働き方は、子育てをしながらじっくり考えるつもりだ。

2016年12月インタビュー

目指すはオールラウンダー

  • 上田 聡太
    歯科医師/2013年度 医療法人社団ベル歯科 ベル歯科医院研修医
    現在5年プログラム5年目
自らの成長を客観的に評価できる

学生時代にふとした興味からベル歯科医院を見学し、院内環境や診療のクオリティーの高さに衝撃を受けて単独型臨床研修を希望。そのまま5年プログラムに乗って研修を重ねてきたが、それも間もなく修了を迎える。現在は日々の診療に加え、1年目から6年目まで6名いる歯科医師をまとめる部門リーダーを務める。「診療面では、自由診療や外科的処置などより高い技術と知識が求められるものを担当する機会が増えました。また、部門リーダーの立場としては、何かにつけて後輩の面倒をみたり、アドバイスをしたり、院長からの指示を伝達したりしています。まだまだ自分のことで精一杯の部分もあり、十分できているとは言い難いのですが、自分なりに診療と管理業務を両立できるよう努力しているところです」と現在の状況を語る。
自らの成長は、後輩の指導をしながら感じることが多いという。「今年は臨床研修医が3名いるのですが、彼らを見ていると、自分が新人だった頃を思い出します。また、3年目の歯科医師を見れば、2年前の自分もこうだったなあと思ったりします。すると、後輩との経験年数の差の分くらい成長している自分に気づくことができるのです。一方で、院長や先輩を見ていると、もっとスキルアップしなければと思える。こうやって先輩後輩を指標に自分自身を客観的に評価できるのは、ベル歯科医院の特長です」と言う。

制度改定や歯科界の動向にも興味

「来院された患者さまの状態を診断し、必要な処置を考え計画的に行っていく、という一連の思考や対応はほぼできるようになりました。また、幅広い技術が身につき、それぞれの技術で一定以上のレベルには到達できたと思っています」というのが現在の自己評価。しかしこの状態は、「一人前の歯科医師としてのスタートラインにすぎない」と言い、「5年間やってきたからこそ歯科医療の奥深さのようなものも見えてきました。今後は技術職としての鍛錬はもちろんのこと、人を相手にする職業としてのあり方も考えながら、さまざまな面で探究を続けていきたい」と語る。特に、口の中全体にう蝕などのトラブルが広がっている患者さまへの対応は難しく、大きな課題と考えている。
当面はベル歯科医院で勤務医を続ける予定という上田歯科医師。近年は鈴木院長と医院経営について意見交換する機会も増え、歯科医療制度の改定や歯科界の動向への関心も高まっている。「診療報酬で予防が評価されるようになるなど、時代は変わってきています。今後も歯科医院や歯科医師に求められる要件は変化していくでしょう。それに応えるためにもオールラウンダーになりたい。どんな患者さまが来ても対応できる、環境や制度の変化も的確に捉えながら医院運営ができる。そんな歯科医師になれたらと思います」と、5年プログラム卒業を前に気持ちを新たにしている。

2017年12月インタビュー

開業に必要な知識・技術を5年間で身につけたい

  • 秋草 宏伸
    歯科医師/2015年度 医療法人社団ベル歯科
    ベル歯科医院研修医
疑問を解決できる環境がある

歯学部入学当初から開業を志望しており、そのためにもオールマイティな力を身につけたいと考えていた。研修先を選ぶ際に意識したのも将来の開業だ。「歯科医院として成功していることはもちろん、私たちのような新人歯科医師の教育にも力を入れているところで学びたいと思っていました。研修前には4〜5施設を見学したのですが、中でもベル歯科は、こうした要素を十分満たしていたのと同時に、院長から、開業を応援すると言っていただけたことにとても魅力を感じました」と秋草歯科医師。同年代の歯科医師が多数勤務していることから、「疑問に思ったことやわからないことを議論できる環境、また的確に答えていただける環境が整っているとも感じました」と続ける。
実際に勤務してみた感想は、見学時の印象通り。最初は先輩歯科医師とペアで診療を行い、基本的な処置から始めて徐々にステップアップしてきた。5月後半くらいから担当患者さまを持つようになったが、その後も難しい処置や初めて行う手技については必ず先輩の監督下で行い、そのつど評価やアドバイスを受けている。「1日10名以上の患者さまを診させていただくことも多く、先輩からのフィードバックを受けながら、本当にたくさんのことを学ぶことができています。さらに患者様の資料作成、プレゼンテーションを行うことで、歯科医師としての自覚や責任感も強くなってきています」と、表情を引き締める。

自らの診療の質の高まりを実感

ベル歯科の特に良いところとしては、治療の目的が常に明確にされていること、診療の中味を細かなステップに分けて指導してもらえることなどを挙げ、「修復処置一つをとっても、診査診断し、麻酔をして、う蝕を除去し、充填して形を整え……というように多くの段階があり、それぞれの段階をさらに細かな手順に分けて教えていただいています。これまで何気なくやっていた作業にもすべて意味があり、全部できて初めて診療が成り立つということを日々の仕事を通して学び、やるべきことがよりくっきり見えてきました」と語る。また、ベル歯科独自の予防プログラムをベテラン歯科衛生士から学び、実践したことで、患者さま一人ひとりの歯を守っていくという意識が高まったという。
1年間の臨床研修が終盤にさしかかったいま、「最初は本当に何もできなかったのですが、診断能力も技術も徐々にですが確実に身について、結果として診療の質も良くなってきたと感じます」と笑顔で話す秋草歯科医師。これから研修先を選ぶ後輩には、「解決したい疑問がたくさんある人、幅広く学びたい人はここに来て、診療経験と議論を重ねてみるといいのでは」と呼びかける。4月からは5年プログラム2年目に移行予定で、「開業に必要なことはこの5年間ですべて学ぶつもりで頑張りたい」と張り切っている。

2015年12月インタビュー

基本が正しく身につく理想の職場

  • 山本 順登
    歯科医師/2017年度 医療法人社団ベル歯科 ベル歯科医院研修医
    現在5年プログラム1年目
貪欲に探した、学びたいことが学べる場

実家の歯科医院を継ぐ目的で歯科の道に進んだ山本歯科医師。研修先は、「しっかりと臨床経験を積めるところ」を条件に探し、ベル歯科医院にたどり着いた。出身は埼玉県で、歯学を学んだのは東北大学。そのため当初は宮城や埼玉の歯科医院を中心に調べ、見学を繰り返したが、「なかなかしっくりこなかった」ことから千葉、そして神奈川まで視野を広げた。ベル歯科医院で初めて「しっくり」を実感できた理由は、「治療の仕方が基本に忠実である点に強く共感したから」だという。「ここでは経験を積んだ歯科医師であっても一つひとつの手順を省略することなく確実に踏んでいますし、時間もタイマーで計るなど常に正確性が維持されています。そういうところが、できるだけ若いうちに基本を正しく身につけたいと思っている自分に向いている、理想的な研修の場だと感じたのです」と見学時の印象を語る。
この印象は約9カ月勤務した今、確信に変わりつつある。入職して以来、保険診療の患者さまを初診から次々に担当し、多くの技術を繰り返し用いることで自分のものにしてきた。毎週金曜日の診療時間後に行われているドクター研修で、スタッフや模型を患者さまに見立てて初めて行う技術を事前実習できたことも大きかった。「まだまだ先輩歯科医師にサポートをお願いする場面があるのですが、できることは確実に増えています。臨床研修(5年プログラム1年目)の終わる3月までには、保険診療に含まれる技術はすべて1人でできる力をつけたいと思います」と、到達目標もはっきりと見えている。
こうした経験から、現在、研修先を探している学生たちには、自分が研修で何を学びたいかを明確にし、それに合った現場を、ウェブサイトなどからの情報と合わせて、見学して肌で感じて選ぶことを勧める。

“症状のある部位”から“患者さまの全体像”に視点が変化

この9カ月における自分自身の変化については、「患者さまの全体像を考慮しながら治療計画をたてられるようになったことが一番の成長だと感じます」と自信をのぞかせる。最初はどうしても痛みなどの症状のある部位のみに意識が集中してしまっていたが、今では口腔全体から全身の状態、さらにはその人の性格的な特徴まで考えることができるようになったという。「1人の患者さまを継続して診られるケースの少ない大学病院で研修をしていたら、こうはいかなかったかもしれません。1年目から3桁にのぼる症例を担当できるのは大きな利点です」とベル歯科医院と大学病院との違いを語る。
間もなく5年プログラム2年目に入る。「あと4年間、プログラムに沿って頑張って、歯科医師としての土台をつくりたい。患者さまに信頼していただける歯科医師になるのが目標です」と、毎日の経験を大切に積み重ねている。

2017年12月インタビュー


現在の駐車場利用状況

カレンダー

休診日

矯正診療あり

外科診療あり

矯正・インプラント診療あり

ヘルスケア大学partnersベル歯科医院大人と子どものむし歯予防デンタルローン